今回ご紹介するのは、『全く新しいシャンパーニュを造りだす若き天才』と言われ、ゴー・ミヨガイドやワイナドボケイト誌などで高い評価を得た注目の生産者の1人です。
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ワイナート60号より |
セドリック・ブシャールは、コート・デ・パールに『ローズ・ド・ジャンヌ』と『アンフロレッサンス』という2つのメゾンを所有する2000年創立の若き造り手です。(1976年生まれ!)
haあたりの収穫量の違いに応じてブランド名を使い分けています。
ローズ・ド・ジャンヌ 26hl/h
アンフロレッサンス 50hl/h
アンフロレッサンスの畑は父親から受け継いだ畑という点を除けば、どちらのブランドも同じ哲学の元製造されており、全ての作業工程も全く同じように行われています。
また、「単一品種、単一区画、単一ヴィンテージ」というのがセドリックの特色で、この哲学とブドウ樹が植えられた年(1974年)についても同じです。ブドウ樹は、2つの違った区画がありその2区画に植えられています。ローズ・ド・ジャンヌ Celles sur Ource
アンフロレッサンス polisy『ローズ・ド・ジャンヌ』は、生産量が少なく、若干お値段が高いのですが、その味わいは群を抜いています。セカンドラベルである『アンフロレッサンス』も『ローズ・ド・ジャンヌ』に全く引けを取らない味わいが楽しめるとあって当店でも好評を博しています。
『アンフロレッサンス』とは、「花の一束」という意味。
ピノ・ノワール100%で、洋ナシのようなボリュームのある果実味とミネラルが広がり、優しく柔らかい泡立ちが楽しめます。
グイヨサンプル、芽かき、鋤入れ、年間を通して丁寧に自然な方法で除草を行っており、極狭のブドウ畑でブドウを栽培することにより、一房一房に細心の注意を払うことができるのです。そのため、完璧な熟度で収穫を迎えることができるので、色合い、アロマ共に素晴らしいシャンパーニュを生み出すことに繋がっています。収穫、選別も全て手作業。
収穫後、ブドウは木製の水平式プレス機にプレスされ、ステンレスタンクで熟成。最も繊細で最もアルマティックとされる一番搾りの果汁のみを使用しています。
なんて贅沢!!
さらに、補糖はせず、アルコール発酵後の天然酵母により自然にマロラクティク発酵が始まります。フィルターにかけますがコラージュは行いません。瓶詰後、ボトルは平均気温10~12度のカーヴに寝かされます。
瓶内二次発酵は約2ヶ月間かけて行われます。その後デゴルジュマンまでゆっくりと寝かせることで非常に繊細で長持ちするきれいな泡立ちのあるシャンパーニュを生み出しています。
熟成期間は平均28ヶ月間。
かのR.パーカー氏はかように表現しています。
『爆発的で万華鏡のようなセドリック・ブシャールのシャンパンは、今日、シャンパーニュで最も人々を惹きつけるワインであり、ただただ、私は今回試飲した数々に言葉を失い、畏敬に頭を揺さぶられるようだった。読者は、彼のシャンパンを味わいために何でもすべきだ。』
セドリック・ブシャール氏。わ、若い!! |
輸入元の担当者さんは、
「最初の出会いはファーストラベルの”ローズ・ド・ジャンヌ”。このシャンパンを最初に飲んだ時のインパクトは今でも忘れられません。」
さらには
「”アンフロレッサンス”の味わいのレベルは”ローズ・ド・ジャンヌ”にも決して劣らない味わい!」
とのこと。
そして
「この価格なら週に一度くらい飲めるかも。などと思いながらお客様に販売すると言うより、私個人のために輸入してしまったような状態に?!」
という思い入れよう。
近々ファーストラベルの『ローズ・ド・ジャンヌ』もご紹介できるとのこと。
まずは、こちらの『アンフロレッサンス』でその真価をご自分の舌でお試しになってみませんか?
しっとりとしたイースト香と繊細な泡立ち、豊かな果実味とフレッシュさ、ミネラルとボリュームが同居した、ピュアだけど複雑味もしっかりとある、まさにインパクトがある味わいです。その味わい誰もが「旨い!!」と言ってしまうはずです。
■ 商品のご購入はこちらからできます。
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