2012年2月4日土曜日

ちょっとレアなボトルのサンプルをテイスティングしました

比較的寡作なアデルフィーのモルトサンプルを運よく入手!
店長とテイスティングしてみました。


店を閉めてからテイスティングしたため、少々くたびれており
やや集中力が怪しくなっておりましたのでご参考になるかどうか
若干怪しいところではございますが(汗)。
悪しからずご了承下さいますよう・・・・。



■ ブナハーブン 10yo

香り  レーズン、湿った土、木の香り、ドライフルーツ、ランシオ香が出始めている!

味   ドライ、タンニン強め、シェリーは強いがゴム、硫黄臭なし。
アフター第一印象では短め。ふっと消える。
アルコール度数が高いので口の中で初めは閉じている。
少し時間が経つとアフターにドライフルーツの味わいがある。
ウイスキー2に対して水1までの加水なら味わいがバランスよく保てる。
すっと一度ひいた後でアフターに甘みが出る。

●今はまだ閉じている印象。もうしばらくの時間が必要か。ポテンシャルは高い。





■ ラフロイグ 12yo

香り   店長は「スモーキーでもピーティーでもない。ちょっとエステル。タール、潮を感じる。 絶対ラフロイグだとは思わない。タリスカーっぽい。」 と言っておりましたが、少しおとなしめながらアイラの特徴はしっかりあるように感じる。スモーキーさがやや強いもののピーティーさもあり、しっかりヨウド香がする。

味    店長は「後味で初めてアイラと分かる。相当不思議なモルトという印象。アフターがスモーキー。最初はフルーツ、リンゴ、洋ナシ、それから少しずつ塩、最後に煙。アフターは完全にスモークと塩が支配している。」 しきりに「スモークサーモン食べた後みたいだ!!」といっておりました。

間はどこか青リンゴのニュアンスが口の中に広がる瞬間があり。
アタックと中間とフィニッシュで味わいが異なる。
 少し加水すると甘みが出る。アフター長め。スモークが強い。タンニンしっかり。


★ どちらもコストパフォーマンスが優れている。飛び抜けた秀逸さは乏しいものの価格とのバランスを考えると妥当なところか。寡作ではなかろうか。

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