2012年3月20日火曜日

『イチローズモルト 秩父 ザ・フロア・モルテッド』リリース決定!



大好評であっという間に完売してしまった『イチローズモルト 秩父 ザ・ファースト』、『ウイスキー・アドボケート・アワード』の『ジャパニーズ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー』を獲得しました。

『ウイスキー・アドボケート』は、ウイスキー愛好家により組織される米国のウイスキー専門誌。極めて専門性が高く、各カテゴリーから1アイテムのみが選出されます。まさにその年の最高のウイスキーを選出するために各国から選出された著名なウイスキー評論家、リカーショップオーナー、流通業者、ウイスキー愛好家などにより構成されるウイスキーパネラーにより厳正な審査が行われています。

秩父蒸留所にとってもこの受賞の知らせには驚かされたようで、
「2008年に操業を開始したばかりの小さな蒸留所のシングルモルトウイスキーが日本を代表するウイスキーとして選ばれたのは思いがけない出来事でした。
これも今まで応援してくださった皆様のおかげと感謝いたします。」

この晴れある『2002年 ジャパニーズ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー』受賞を記念して特別な原酒をボトリングすることになりました。
それは麦芽造りにこだわり、秩父蒸留所が操業を開始した2008年に英国のモルトスター(製麦業者)で伝統的なフロアモルティングによるモルト(麦芽)造りを自らの手で行いました。
そのモルトのみを使用して造られた原酒をダンネージスタイルの伝統的な貯蔵庫で樽熟成を行うこと3年。ようやく世界的にウイスキーと名乗れる熟成年数に達したこの原酒のみのシングルモルトウイスキー『秩父 ザ・フロア・モルテッド』が完成しました。

秩父蒸留所からのテイスティングコメントです。

「色は明るいゴールド。バニラ系の甘い香り。やがて、柑橘系の果物、オレンジピール、ハーブやジンジャー、和梨のようなニュアンス。
アルコール度数を感じさせないソフトな口当たり。チョコ、ココアパウダー、デリケートな甘さとビターさがティラミスを連想させる。若干オイリーさも感じられる。」

今回も自然の状態にこだわりノンチルフィルター(冷却濾過なし)、ノンカラー(無着色)でのボトリングです。アルコール度数は味わいのバランスが取れた高めの50.5%。
秩父の熟成環境と手造りモルトによる「心地よい味わい」をぜひお楽しみ下さい。

3月下旬には販売開始予定です。入荷次第ご案内したいと思います。

この場を借りて秩父蒸留所の皆様、本当におめでとうございます。今後の更なるご活躍を心よりお祈りいたしております。

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