2011年12月12日月曜日

第1回 大分県シャンパンラバーズ協会 テイスティング会

自分でつけておきながら・・・

【大分県シャンパンラバーズ協会】というネーミングに恥ずかしさと申し訳なさを感じずにいられない!hanakoです。
なかなか慣れないもんですね。テヘヘ・・・

それはさておき、晴れて第1回を迎えることができたテイスティング会をご報告いたします。

今回のテーマは
 【生産者を掘り下げる】

取り上げた生産者は【ポール・デテュンヌ】です。
正直なところ・・・輸入元の試飲会でちゃんと味わえなかったので、機会を作ってもう一度きちんと味わってみたかったというのが一番の理由です。
もちろん、評価が高い生産者でもあります。仕入れのタイミングで幅広いラインナップを取り揃えていて、入手可能だったことも理由のひとつでもあります。

生産者の詳しい説明は輸入元のホームページにお任せするとして、

どんなテイスティング会になったのかをご報告したいと思います。

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テイスティングをしたのは、ポール・デテュンヌの5アイテム。

・ ブリュット

・ ブラン・ド・ノワール

・ プランセス

・ アランシエンヌ

・ ラタフィア

 
これらを一気に垂直テイスティングしようという企画です。

参加者は、店長、hanakoの他に大分県シャンパンラバーズ協会K会長、協会一シャンパンを抜いてきた男S兄貴、Bar rommanyマスター 河野さんの計5名です。

まずは、生産者の簡単な説明だけ行った後、詳しい情報は一切お知らせせず、先入観ナシに純粋にワインに向き合っていただき率直な感想を述べてもらいました。
一通りテイスティングを終えた後、資料をお渡しして再度テイスティングを行い、ゆっくり時間を掛けて変化していく様まで感じていただきました。

ワインそのものの味わいはもちろん、どうすればこのワインの魅力を第3者にうまく伝えられるのかというセールストークまで考えていただけました。

「ひとつの生産者のワインだけをいっぺんにテイスティングする機会なんて今までなかったから貴重な体験ができたし楽しかった。」
というご意見や
「時間を掛けてゆっくりテイスティングができたので、ワインそのものの味わいまでよくわかった。」
というご意見など、こちらとしても大変参考になるご意見や感想をいただけました。

また、ポール・デティンヌという生産者の考え方や方向性まで汲み取って読み解こうとしてくださいまして、

『葡萄そのものの味わいを大切にした造りをする生産者で、どのキュヴェでも凛とした酸とフレッシュさが楽しめる』

ということで一同の意見が一致いたしました。

面白かったのは、途中で「実際にアッサンブラージュしてみよう!」などと2つを混ぜてみたり、通常のワイングラスでテイスティングしていたので「グラスを変えてみよう!」と大振りのグラスでテイスティングしなおしてみたり、とかなり実験的なことも行ってみたことです。

「シャンパンラバーズ協会にあるまじき行為だな!」
などと言いながら和気藹々と密度の高い時間を過ごす事ができました。
会員の皆様、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

このテイスティング会の詳細については、当店オリジナルの商品カタログつき情報紙『BOTTLES』にて掲載する予定です。お楽しみに!!

2011年11月14日月曜日

勝手に発足?!大分県シャンパンラバーズ協会

あくまでも任意団体という形で発足させたちゃいました。

その名も

大分県シャンパンラバーズ協会(現在会員5名)・・(笑)

毎回テーマを決めて「実際に自分達が飲んでどう感じるか」を追求してみようという試みです。
だから、『シャンパンラバーズ』なのです!

先入観ナシにテイスティングできるようあらかじめ用意された資料はほとんどなし!
いっぺんに沢山のワインを試飲するような試飲会とは異なった見方ができるよう、ゆっくりと時間をかけて丁寧にテイスティングを行います。時間をかける分ワインの変化も存分に楽しめます。

決まり文句は使わなくて結構!あくまでも自分がどう感じたかを重視するため率直な表現を求めていくことに致しました。
だから「自分はこれは好き!これはちょっとちがう。」
みたいな表現で充分!自らの感性に頼りながら、他の人の意見も聞きながら、それぞれの参加者が「自分はどう思うか!」を突き詰めてみようと思います。

不定期の開催とはなりますが、毎月1回はテイスティング会を開催したいと思います。
今のところ会員を増やすつもりはあまりありません。というのも、少人数でこじんまりとしつつもゆっくりテイスティングをしながらお互いがコミュニケーションを図れる人数で続けてみたいと考えているからです。
どんな組織になっていくのか乞うご期待です。

近いうちに第1回テイスティング会の模様をご報告いたします。お楽しみに!

2011年11月2日水曜日

ウイスキー:SSMC スプリングバンク 13yo 1997 55.1°


そのBARでは、ちょうどボトルの半分くらいに減っていました。
「しめしめ!なかなかいい頃合だ。」と心の中で思ってしまう、個人的に心引かれる量です。
いい具合にこなれてくる頃ではないかと思うのです。
マスターが店長にオススメしてくれました。

「SSMCは、はずさないですね!」
マスターがおっしゃいました。

「確かにどれも旨い!なのに数が少ない!!ですよね・・・(泣)」
店長が続きます。

そして、やっぱりこのスプリングバンクも
「なんで13年でこの味が出るんだろう?」

しかも、
「どうやってこんな樽を選んでるんだろう?」
最後には、 
「ドイツ人は、心底ウイスキー好きに違いない!」
だとか
「この人たちは商売より自分たちが飲んで旨いものしか選ばないだけだから出来る事なんだ。」
などなど、半分は妬み、半分は憧れを抱きつつ結局最後は、

  「旨いねぇ~!!」

に落ち着いてしまう。

熟成感がでていながら若々しさもあって、フルーティー。しっかりスモーキーさがあり、ちょっと潮っぽさとかピート感みたいなものまである。正直、スプリングバンクらしさみたいなものはないかもしれない。バンクファンからすると・・・。

  「言われなければアードベッグみたいですよね。」

まさに、そんな感じでした。
旨いことに違いないのは間違いありません!!これぞウイスキーの醍醐味なのかもしれませんね。

2011年10月30日日曜日

シャンパーニュ:アンリ・ショーベ ブラン・ド・ノワール

『この造り手に辿り着くまでに5年かかりました。
数百軒のRMを訪問する中で分かっていたのは、シャンパーニュで腕自慢の造り手が最も密集している地域は、コート・デ・ブラン最南部のプルミエクリュの村々一帯(シャルドネ)と、モンターニュ・ド・ランス真北部から西側の丘陵地帯(小モンターニュ・ド・ランス)にかけてのプルミエクリュ中心の村々一帯(ピノ・ノワールとピノ・ムニエ)であること。「グランクリュの名前に胡坐をかいている奴らには絶対負けないぞ」という職人のプライドが、あまりのうまさに絶句してしまうような衝撃の作品群を生み出します。
しかしながら、RMの醍醐味を”個性”に求める時、後者地域の生産者は3品種をブレンドする習慣が根強く、ブラン・ド・ノワールをことごとくプレステージ・キュヴェにしてしまうという問題があります。「あるはずのものが、ない」という葛藤からようやく解放してくれたのが、リリー・ラ・モンターニュの名手ダミアン・ショーヴェでした。』

輸入元:ヌーヴェル・セレクション資料より



「どんなワインだろ?」

資料を読んでまず思ったことがそれでした。試飲会の際は、鼻をやられて(来場者に香水をつけている方がいたようで・・・)味が良くわからなくなっていたタイミングで試飲してしまったので、「何かいいようなんだけど、詳細が良く分からない」というお恥ずかしいことに・・・(汗)。
テイスティングの際に香りを嗅ぐために空気と一緒に香水の香りも吸い込みすぎたのか?鼻水が出てくる始末・・・
こんなこと今までなかったのにな、と思いつつ、鼻と口はつながってるんだと再認識しました。(言い訳に聞こえますね。)

ただ、そんな状態でも
「なんだか凄くおいしい気がする・・・」
ことだけは確かに感じられました。


生産者のダミアン・ショーベ氏
「魚介類ももちろん良いが、
むしろ肉料理に合わせていただきたい」
と語る職人です!

ちゃんとテイスティングをやり直したい衝動に駆られていたところ、ちょうどお伺いしたBARで出会ってしまいました!これって運命?!(大袈裟ですね・・・)

遠慮なく頂いたところ・・・
「ブラン・ド・ノワールです!!」という強い主張はないものの「あれっ?!言ってなかったけ?ブラン・ド・ノワールだよ。」ととぼけるでもなく、「聞かれなかったから言わなかっただけだけど。」というような自己アピールが強くないけど自分を良くわかってる人みたいなシャンパーニュです。

個人的なブラン・ド・ノワールのイメージは、パワフルさを感じさせるようなボディの強さと奥行きと赤ブドウ由来のふくよかな果実味とタンニンっぽさを感じるというような感じでしょうか。
アンリ・ショーベのブラン・ド・ノワールにもそんな雰囲気は感じるのですが、それだけというものではありませんでした。白ブドウのようなきれいな酸が感じられました。ここまで両方がバランスよく成立しているシャンパーニュはそうそうないように感じられました。
華やかでいてクールな美女みたいです。

輸入元資料によると
『同地域は北向き斜面が多く日照量が多すぎないために、ピノ特有のコクのあるうまみと、美しい酸がそれぞれ高い次元で両立できる、類稀な産地です。』
とあります。
私が色々こねくり回すよりわかりやすかったです・・・ 

2011年10月22日土曜日

テイスティングコメントを載せます宣言!

改めて振り返ってみてあまりの投稿の少なさにびっくり! さらに、お酒にまつわるエトセトラ・・・といいながらがっつり販売臭が漂ってしまっている上、きっと当店をご利用くださるお客様にはさほど興味がないことがほとんどなのではないかと・・・
ハタと気が付き恥ずかしい思いで一杯になりました。

そこで、現在の在庫の有無や流通に関わらず、せっかくインポーターさんから送られてくるテイスティング用のサンプルの残りや試飲会でのサンプルの残り、眠っているお宝を掘り起こしてみたいと思います。



題して

『テイスティングコメントを載せます』宣言!!

地道にコツコツ続けてまいりたいと思います。
時々はBARでいただいたお酒も含めて自分の舌で感じたお酒魅力をお伝えしようと決心いたしました。どれくらいのペースで更新できるかわかりませんが、ハードリカーとワインを分けてテイスティングコメントを掲載していく予定です。
つたない能力でどれだけ魅力をお伝えできるか不安ですが、お付き合いいただければ光栄です。

2011年10月20日木曜日

イチローズモルト新作は秩父蒸留所からウイスキー1stリリース!

遅ればせながら、イチローズモルトのご紹介です。

ベンチャーウイスキー社秩父蒸留所の栄えあるファーストボトルが発売されています。

『Ichiro’s Malt CHICHIBU THE FIRST』



3年の熟成を経てようやくリリースされた秩父蒸留所初の「ウイスキー」です。
海外では3年以上の熟成期間を経た物が初めて「ウイスキー」を名乗れるとあって、「ウイスキー」と認めてもらえるだけの熟成年数がやっと経ったというのが正直なところかもしれません。

海外から「もっとこっちにも回してくれ!」と凄い勢いで言われるので、なんとか国内分を確保したそうで、半分は海外へ輸出されたそうです。
国内外を問わず相変わらずの人気ぶりですよね。



当店にも入荷しました。すでにお飲みになられた方も多いかと思います。
いつもながら時間と共に変化する味と香りが楽しめる上、熟成年数からは想像できないほどの複雑でいて奥深い熟成感がすでに感じられる飲み応えのあるウイスキーに仕上がっています。
たった3年でこの熟成感は何なんでしょうね?
しかもこれから先がとても楽しみでもあります。もっと熟成したらもっと凄いことになりそうな雰囲気は充分にあるのです。

2008年の春に秩父蒸留所が操業を開始してから早3年、やっと3年。
確実に今はなき羽生蒸留所の魂は秩父蒸留所に引き継がれていると実感できるウイスキーが届きました。
ぜひ、皆様も見かけたら試してみてくださいね。

シャンパンが大変なことになってます!!

今回は、TSUZAKIの倉庫のお話です。

大袈裟なタイトルをつけて期待させようという作戦ではありません。
が、しかし、なんだかひどく狙ってる感が漂ってしまったことに、我ながらセンスのなさを痛感しています・・・(泣)。ごめんなさい。

TSUZAKIでは、色々ワインの拡販を模索してきたのですが、何せ知名度と販売力が理想に伴わない状態が続いており、打開策として考えた案が

 


『 シャンパーニュに力を入れていこう!』

です。

というのも、現行でも当店でもシャンパーニュの取扱が少しずつ増えてきたていたことに加え、BARではすっかり定番として定着してきました。どうもシャンパーニュのグラス売りを提供しているお店は、徐々にとはいえシャンパーニュをご注文なさるお客様も定着しているように見受けられました。正直・・・客単価も上がりやすいのではないかと。BARでまずは何を頼んだら良いかわからないといったお客様への訴求効果は、思いのほか高いように感じていたからです。
だったら、いっそのこと、シャンパーニュに特化したラインナップにしてみてはいかがなものかということになりました。

山奥の田舎の酒屋が存在感を出すには、尖った事をしなければ覚えていただけないという考えもあります。しかし、それ以上に潜在的な需要が高いと感じてきたからこその戦略です。(戦略といえるほど大層なものでもありませんが・・・)

シャンパーニュであればスティルワインよりBARでの需要が見込めますし、何より!!小さくとも優良な生産者が以前より格段に多く輸入されるようになったからです。
今までは、シャンパーニュといえば価格も決して安くはない上、飲み手のニーズも未開発だったのですが、シャンパンブームともいえる動きが目立ち始め、なおかつ、リーズナブルなワインがどんどん日本に入ってくるようになりました。
もちろん、大手メゾンのプレステージクラスは決して手軽に手が届く代物ではないことに変わりはないのですが、3000~5000円台で非常にクオリティの高いワインが増えてきました。
飲み手としてはこれほど嬉しい状況があったでしょうか!!

というわけで、TSUZAKIシャンパーニュ専門店化宣言!
専門店目指して奮闘することに致しました。その布石として?!このほど自社作成の情報誌兼カタログ『BOTTLES』から別冊としてシャンパーニュ版を発行することになりました。
これから皆様のお手元にお届けいたします。ぜひゆっくりとご覧いただければ光栄です。
ちなみに、掲載商品は在庫数に限りはございますが、全商品ございますのでご安心下さい。
ご期待くださいね!

2011年9月19日月曜日

WTFオリジナルボトルのその後~あるBARの場合~

大分市内のとあるBARにお邪魔した際、ちょうど目の前のカウンターの上に置かれていた【ウイスキートーク福岡20011】のオリジナルボトルが目に留まった。ボトルの隣には何やら紙のような物が入った瓶が置かれている。よく見るとお札ではないか!

マスターに尋ねてみると

「肥土さんのお話を伺ってウチでも何かできないかと思ってできる範囲でやってみようと思いまして・・・」





ウイスキートーク福岡2011オリジナルボトルを発表した際、肥土さんがベンチャーウイスキーとしての売上のすべてを震災の義捐金として寄付するとおっしゃっていた。実際に振込みを完了したとのご連絡を頂いていた。

「そういうことならその心意気を引き継がないわけにはいかないですね。」

とご自身もオリジナルボトルの売上を義捐金として寄付するおっしゃってくれた1人でもある。
とはいえ、売上を震災の義捐金として寄付するつもりではいたが、どういう方法がいいのか悩んでいたところ、ふと以前訪れたお店での募金の集め方を思い出したんだとか。

「お客様が好きなようにこの瓶の中に入れてくれれば金額はいくらでも良いのではないかという考え方なんです。極端な話、1円だって構わないかと。その方のお気持ちがこもっていればそれで良いと思っています。金額の問題じゃないですよね。こういうのって。」

今日は何杯売ったかをカウントしてそのうちのいくらかを寄付に回して・・・なんて方法も考えなかったこともなかったそうですが、お1人で切り盛りなさっているBARにとってあまり現実的ではないので、お客様に払っても良いと思える金額の範囲で直接瓶に入れていただいているんだとか。
すでにかなりの金額がたまっていた。

「何も入っていない瓶にいきなり好きなだけ入れろといわれても抵抗があるんじゃないかと思って、まずはテイスティングもかねて自分が入れました(笑)。」

個人的にはウイスキートーク福岡でセミナー内でテイスティングした際とボトリングされて手元に来た際の味わいがちょっと違ったという印象を持ったのですが(イベントの時よりもボトリングされて届いてすぐ抜栓した時はドライな印象が強かったもので・・・)、実際にテイスティングされた感想を伺うと、

「そうかもしれませんね。でも、時間が経つごとに開いてきて、そこまでドライな印象はなかったと思います。はなからゆっくり時間をかけてテイスティングするようにしてるんですよ。イチローズモルトに関しては。今はこんなに減って時間も経ってますから、また違った魅力が楽しめるかもしれませんよ!どんどん変化していくというのがイチローズモルトの魅力のひとつでもあり、楽しみ方のひとつではないかと思ってます。」

そういえば、納品したボトルは特に時間によって変化が楽しめるタイプが多かったなあ、なんて並んだボトルたちを見ながら思い返す。
マスターが「捉えどころのなさがイチローズモルトの醍醐味」と表現されていたことを思い出した。
テイスティングしている間でさえコロコロとその表情を変える。ましてや、抜栓してからしばらく時間が経ち、ボトルに半分くらいになり、そして最後の一杯の一滴までどう変化するのかわくわくするという。

「まだ、オリジナルボトルの在庫ってあります?」

在庫があるのならまだまだ続けたいという。

「復旧復興は、何十年かかるかわかりません。これから先が大変な時ですから、長く応援していかなければならないですよね。できる範囲でずっと続けていきたいと思ってます。」

ウイスキートーク福岡2011オリジナルチャリティーボトルの真の本領はこれから発揮されていくのかもしれない。ウイスキーとしての本領もチャリティーとしての本領も・・・
そうあることを願ってやまない。

2011年8月25日木曜日

【つぶらなカボス】をご存知ですか?


大分県産のカボスを使った夏みかんのつぶつぶが入りカボスジュース【つぶらなカボス】が全国的に大人気!!

当店では、店頭のみで販売していたのですが、まとめ買いのお客様も多く、あっという間に在庫が切れてしまうこともしばしば・・・。
人気がありすぎて問屋さんも在庫を切らしてしまうほど!!メーカーの生産が追いつかなくなってしまうのだとか。

特に、今年のお中元のシーズンはバカ売れした模様で(TSUZAKIは完全に波に乗りそこないました(汗))、1ヶ月に1000ケース売り上げた店舗もあったとか!!

なぜ、そんなにヒットしているのかというと、一番は「おいしくて飲みやすいサイズ」だということ。
「ネーミングとパッケージがかわいい」というご意見も。

もともと、人気に火をつけたのは郵便局さんの期間限定ギフトがきっかけ。
何年かかけて育て上げたJAとのコラボ商品でした。(郵便局さんはよくやってらっしゃいますよね。)
地道な活動により芽を出し花を咲かせた商品です。

この【つぶらなカボス】、お酒と割るだけでちょっとした夏向きさっぱりカクテルに早変わり!
ご自宅ではチューハイがお手軽で良いですよね。
酸っぱすぎず、甘すぎず、なので汎用性が高いと思いますので、ぜひお試し下さい。

ちなみに・・・


こちらは、元祖カボスジュース【カボスドリンク Cサワー】。
【つぶらなカボス】に比べると酸味が強く、濃い目な味わい。
焼酎を割って飲むのが定番です。

「カボス発祥の地」といわれている大分県竹田市のJAさんが販売しています。
地元・竹田市ではお中元や贈り物の定番で、こよなく愛されている【Cサワー】。
昭和チックなレトロなパッケージが逆にステキな雰囲気を醸し出しています。

どちらも「残暑を乗り切ろう!」という時に、さりげなくご提供するカクテルに使ってみるのもありなんではないかと思ってご紹介してみました。
もちろん、そのままでも十分美味です。ソフトドリンクとしても活躍してくれるはずです。

近々ネットショップでも販売する予定です。大分県産の商品を集めたページを作成いたしますので、ぜひご利用下さい。

2011年8月1日月曜日

セドリック・ブシャールのブリュット・ヴァルヴィレーヌ・ピノノワール






今回ご紹介するのは、『全く新しいシャンパーニュを造りだす若き天才』と言われ、ゴー・ミヨガイドやワイナドボケイト誌などで高い評価を得た注目の生産者の1人です。

ワイナート60号でも注目のシャンパーニュ生産者として大きく取り上げられたことは記憶に新しいと思います。  


ワイナート60号より


セドリック・ブシャールは、コート・デ・パールに『ローズ・ド・ジャンヌ』と『アンフロレッサンス』という2つのメゾンを所有する2000年創立の若き造り手です。(1976年生まれ!)
haあたりの収穫量の違いに応じてブランド名を使い分けています。

ローズ・ド・ジャンヌ 26hl/h
アンフロレッサンス 50hl/h

アンフロレッサンスの畑は父親から受け継いだ畑という点を除けば、どちらのブランドも同じ哲学の元製造されており、全ての作業工程も全く同じように行われています。
また、「単一品種、単一区画、単一ヴィンテージ」というのがセドリックの特色で、この哲学とブドウ樹が植えられた年(1974年)についても同じです。ブドウ樹は、2つの違った区画がありその2区画に植えられています。

ローズ・ド・ジャンヌ Celles sur Ource
アンフロレッサンス polisy

『ローズ・ド・ジャンヌ』は、生産量が少なく、若干お値段が高いのですが、その味わいは群を抜いています。セカンドラベルである『アンフロレッサンス』も『ローズ・ド・ジャンヌ』に全く引けを取らない味わいが楽しめるとあって当店でも好評を博しています。



『アンフロレッサンス』とは、「花の一束」という意味。
ピノ・ノワール100%で、洋ナシのようなボリュームのある果実味とミネラルが広がり、優しく柔らかい泡立ちが楽しめます。

グイヨサンプル、芽かき、鋤入れ、年間を通して丁寧に自然な方法で除草を行っており、極狭のブドウ畑でブドウを栽培することにより、一房一房に細心の注意を払うことができるのです。そのため、完璧な熟度で収穫を迎えることができるので、色合い、アロマ共に素晴らしいシャンパーニュを生み出すことに繋がっています。収穫、選別も全て手作業。
収穫後、ブドウは木製の水平式プレス機にプレスされ、ステンレスタンクで熟成。最も繊細で最もアルマティックとされる一番搾りの果汁のみを使用しています。

なんて贅沢!!


さらに、補糖はせず、アルコール発酵後の天然酵母により自然にマロラクティク発酵が始まります。フィルターにかけますがコラージュは行いません。瓶詰後、ボトルは平均気温10~12度のカーヴに寝かされます。

瓶内二次発酵は約2ヶ月間かけて行われます。その後デゴルジュマンまでゆっくりと寝かせることで非常に繊細で長持ちするきれいな泡立ちのあるシャンパーニュを生み出しています。
熟成期間は平均28ヶ月間。

かのR.パーカー氏はかように表現しています。

『爆発的で万華鏡のようなセドリック・ブシャールのシャンパンは、今日、シャンパーニュで最も人々を惹きつけるワインであり、ただただ、私は今回試飲した数々に言葉を失い、畏敬に頭を揺さぶられるようだった。読者は、彼のシャンパンを味わいために何でもすべきだ。』

大絶賛ですよね。


セドリック・ブシャール氏。わ、若い!!

輸入元の担当者さんは、
「最初の出会いはファーストラベルの”ローズ・ド・ジャンヌ”。このシャンパンを最初に飲んだ時のインパクトは今でも忘れられません。」

さらには
「”アンフロレッサンス”の味わいのレベルは”ローズ・ド・ジャンヌ”にも決して劣らない味わい!」
とのこと。

そして
「この価格なら週に一度くらい飲めるかも。などと思いながらお客様に販売すると言うより、私個人のために輸入してしまったような状態に?!」
という思い入れよう。

近々ファーストラベルの『ローズ・ド・ジャンヌ』もご紹介できるとのこと。
まずは、こちらの『アンフロレッサンス』でその真価をご自分の舌でお試しになってみませんか?

しっとりとしたイースト香と繊細な泡立ち、豊かな果実味とフレッシュさ、ミネラルとボリュームが同居した、ピュアだけど複雑味もしっかりとある、まさにインパクトがある味わいです。その味わい誰もが「旨い!!」と言ってしまうはずです。




■ 商品のご購入はこちらからできます。

2011年7月23日土曜日

NBA大分支部が船上パーティーを開催します!

今頃ですがご報告です。
明日7月24日(日)、西大分のフェリー乗り場より12:30出港予定で
バーテンダー協会大分支部主催『第23回チャリティークルージングパーティー』が開されます。



被災地支援のためのチャリティーということもあり、船上パーティに踏み切ったとか。
関係者の皆様はご苦労されているようです。お疲れ様です。
定期船の『さんふらわあ号』が停泊中の時間を利用して借り上げたそうで、
時間に縛りがあるため、ことさら段取りが大切となり、あわせて人手の確保や氷など問題が山積していたようです。ご苦労の甲斐あっていいパーティになりそうですよ。

当日は、BAR水田屋のマスター率いる「松本理恵&MIZUTA JAZZ BAND」がジャズボーカリスト松本理恵さんとピアノ、ベースのジャズ演奏。船内レストランで演奏されます。



また、名古屋を拠点に全国を流浪するフォーキー「大島圭太」さんがジャパニーズフォークを主体とした楽曲で分かりやすくスピリチュアルなロック節を笑いと情熱とともにステージからお届け。



大分在住のブラジル人、サンドラさん率いるサンバダンスチーム「サンバフレンズ・アレルイア」が8人編成で船内を練り歩きます。
県内在住のアーティストたちによる作品展も展示ルームを設置してご覧いただけます。

なにやら楽しそうではございませんか!!

さらに、当日は船上ウエディングも行われます!
もちろん模擬結婚式ではなく、本当の結婚式!!
大勢の方にお祝いしていただけるなんてより素敵ですね。

クルージングフィー1フード1ドリンク付きでお一人様5000円。
当日悪天候で出港できない場合は7月31日に変更になります。

詳しくは ティファニー  tel 097-558-4733 か
      TSUZAKI  tel 0974-76-0027まで。

ちなみにTSUZAKIからも店長とhanakoが助っ人に参ります。
(助っ人になれればいいのですが・・・)

イチローズモルトの新商品『ホワイトラベル』が入荷!




しばらくご無沙汰でした。軽く熱中症になり、熱中症対策が必要な体力と年齢であることを自覚したhanakoです。皆様はくれぐれもお気をつけください。適度に水分と休憩を取ってくださいね。

さてさて、ベンチャーウイスキー社から待ちに待った新商品が入荷いたしました。
今回はモルトとグレーンのブレンデッド!『ホワイトラベル』の名の通り、爽やかでシンプルな佇まいです。

肥土さんによりますと、夏を意識した商品だそう!
ドキドキわくわくしながらテイスティングしたところ、アタックは「おっ!爽やか!!」
さっぱりドライですが、さすがにそこはイチローズモルトですから、フィニッシュはしっかりイチロー節が効いていました。


開栓してテイスティング済みのボトルなので
中身は減ってます(汗。


一瞬「どう夏を意識したんだろう?」と思いましたが、店長が一言!

「そっか!ハイボールを意識してるんじゃない?!」

早速実験!
ソーダで割ってみたところ「うん!ぴったり!!きっとハイボール向けなんだ!」
とTSUZAKI一同勝手に納得しました。

しかも
「なんてお手頃なの?!」
というコストパフォーマンスのよさ!!
きっとイチローズモルトファンの方もイチローズモルト初心者の方も
はたまたハイボール初心者の方も楽しめてしまう懐の深さがあります。

より多くの皆様に愛される商品になること心から祈っております。

2011年7月7日木曜日

スペインワイン&フード商談会2001 福岡会場に行ってきました

スペイン大使館経済商務部主催のスペインワイン&フード 商談会とスペインワインセミナーに行ってきました。

スペインワインの特集を以前したことがあったのですが、スペインワインのクオリティとコストパフォーマンスの高さに
「これからもっともっと波が来るな~!」
などとちょっと偉そうに思ったことがあります。

色々なインポーターさんも少しずつ取扱が増えてきているように感じておりますが、なかなか思ったほどの広がりを感じられずにおりました。
当方の勉強不足も含め、セミナーに参加して色々なインポーターさんと直接話をして、もっとスペインワインに触れてみよう!と思い参加してきました。

フードも含め全部で36社が集まったブースはちょっと覗いて回るだけでも楽しくなってしまいます。
時間の都合で全部のブースは回れなかったのがとても心残りで残念でしたが、サクサク回らなかった自分の時間配分のミスのせいもありました。すぐにワインに夢中になってしまう飲んだくれのサガ・・・ということにしておいてください。



セミナーの模様
狭く見えますが広いフロアでした。
50名近く参加していました。

今回のスペインワインセミナーのテーマは
『緑の大地と碧い海のワイン DOリアス・バイシャスの白ワイン』

「グリーンスペイン」と称される大西洋に面したガリシア州南部に位置する「リアス・バイシャス」は、スコットランドやオーストリアの影響を色濃く残しており、バグバイプやキルトのスカートなどその文化も今なお残っているそうです。
経済的にも発展していて、ファストファッションで有名な「ZARA」はガリシア発祥で、今も本社があるんだとか。キリスト教の一大聖地として巡礼の旅で有名な「サンチャゴ」もガリシアにあります。


そのガリシア州の海岸に位置する「リアス・バイシャス」は、三陸などのリアス式海岸の語源にもなった入りくんだ海岸線が続いている地形です。ただし、三陸ほど険しい地形ではなく、入り江が深く穏やかで、大西洋に面しているため暖流の影響で比較的暖かな気候です。
その入り組んだ入り江の海辺のすぐ近くまでブドウ畑が広がっているワイン産地です。
栽培されるブドウ品種の95%はアルバリーリョ。白ワインの品種です。
海に面しているため海の幸との相性が抜群で、四国や九州でも食されている岩場に生息する「亀の手」(スペインでは高級食材で、ゆでて食べる)やタコ、カキやムール貝と共に現地では食されているそうです。

穏やかな傾斜が見られ、日当たりの良い渓谷、土壌は砂地。さほど深くなく、やや酸性。赤い土壌は花崗岩。砂地と花崗岩質が混在しているのがリアス・バイシャスの土壌の特徴で、水はけがよく比較的やせた土地のため農業には適さないのですがブドウ栽培には向いていると言う土地柄です。
また、年間を通して降雨量はほぼ一定で、年間平均気温は14℃と温暖。同じスペインの産地であるリオハやリベロ・デュエロよりはるかに涼しく、雨量が多いのですが、ブドウの成長期には少なく、収穫後の冬が雨季に当るためブドウの成長には問題がないだけでなく、非常に適しているのだとか。フランスのボーヌや日本の勝沼と比較しても、成長期の降雨量はリアス・バイシャスが一番少なくなっています。

リアス・バイシャスがDOとして認められたのは、1988年とごく最近ながら、そのクオリティの高さゆえ世界中から注目を集める産地となりました。この20年あまりでブドウの栽培面積は約16倍に急激に拡大。ただし、1社当たりの生産規模が小さく、50万L以上生産しているのは8社のみ。
その理由は、ブドウ畑の分布にありました。

つづきはその2で。

2011年7月5日火曜日

京都のワインインポーター【ディオニー】さんが山奥に来ました!


ディオニーの担当:南口さん
長身のイケメンです
 登場が遅くなってしまいましたが、6月中旬の話です。

レンタカーに乗って九州の山奥にまで足を伸ばし、営業にやってきてくれたのは、
京都のワインインポーター【ディオニー】さんの営業さんです。
ディオニーさんは、面白くて美味しい自然派ワインが多くて、毎回なるべく試飲会には足を運んでいます。行く度に「これ凄いな!」「これ個性的だな!」「これ面白いな!」というワインがいっぱいです。いつも結局迷いすぎて定番だけになってしまうので、申し訳ない&もったいないと思っておる次第です。
我が社にもっと販売力があれば・・・(泣)。

ちょうちん記事が書きたくないからとポリシーを持って広告をあまり載せず、思ったことを思ったように表現、評価する一般消費者目線のワイン専門誌「リアルワインガイド」の「まっとうなインポーターはどこだ!」特集でも上位に食い込んだ注目のインポーターさんです。

当日持ってきていただいたワイン達


こんなところでぶっちゃけるのもなんですが・・・
とってもお恥ずかしいお話ですが・・・

ディオニーさんの大阪での試飲会に参加させていただいたことがあったのですが・・・

行く途中の大阪駅の改札口で所持していた全財産が入った財布を落としてしまい・・・

帰りの運賃がなくなってしまったので、お金をお借りしたことがあります・・・(汗)。

快くお貸し下さったばかりが社長をはじめスタッフの方々皆さんが
「大丈夫ですか?」
「大変でしたね!」

などと心配してくださり、温かい言葉をかけてくださいました。(泣)。

そんな【ご恩】もあるインポーターさんです!!
どんなワインがあるのかお知りになりたい方はぜひ、ディオニーさんのホームページを覗いてみてください。とっても作り込んだ見やすいサイトになってます。

ディオニー㈱ HP  http://www.diony.com/

さてさて、今回お持ちくださったワインたちですが、コストパフォーマンスに優れたフランスワインを全部で7種類もお持ち下さいました。ありがとうございました!!

テイスティングコメントをあれこれ申し上げたいところではございますが、サクッと結論から!

マルク・テンペさんは凄いです!!(サクッとしすぎ?!)

マルク・テンペさんをよく知りたい方は、ぜひこちらもご覧くださいませ。

■ TSUZAKI独占!マルク・テンペ氏直撃インタビュー

■ ディオニー ほんまもん通信 マルク・テンペ × 田中 克幸


とにもかくにも、南口さん、こんな遠いところまでありがとうございました。
ご恩が返せるよう頑張ってディオニーさんのワインの魅力を多くの方々に伝えていきたいと思います。もっと努力しますので今後ともよろしくお願いいたします。

2011年6月27日月曜日

ウイスキートーク福岡2011 オリジナルボトル出荷開始!



大変お待たせいたしておりました【ウイスキートーク福岡2011オリジナルボトル】の出荷を開始いたしました!!

去る5月15日(日)にJR博多シティにて開催した【ウイスキートーク福岡2011】においてご案内し、予約を頂いておりましたイベントオリジナルボトル。当初の予定に何とか間に合わせることができました。
オリジナルボトルの制作・販売にあたり、お世話になりました方々に心より感謝申し上げます。

このオリジナルボトルにボトリングされたのは、【イチローズモルト 羽生蒸留所のカスクストレングス】。羽生蒸留所最後の蒸留年である2000年に蒸留された貴重なカスクです。イベント当日、肥土氏自らによるセミナーでカスクサンプル4つの中から来場者の皆様がテイスティングして選定しました。あの時の感動と共に皆様のお手元でより愛されて口にされることを切に願っております。

また、当初のご案内の通り、オリジナルボトルの売上金額のうち5%を日本赤十字社を通じて東日本大震災被災地域への義捐金として寄付させていただきます。後日改めまして振込みが完了いたしました折にご報告させていただきます。
本当にありがとうございました!!






■ ウイスキートーク福岡2011の詳細

■ WTF(ウイスキートーク福岡)オリジナルボトルの詳細

2011年6月25日土曜日

夏にピッタリのリキュール

リキュールとは申しましても・・・洋酒屋らしからぬセレクトかもしれませんが和酒でございます。

名水と神楽の里、大分県は庄内町の小野地区に大正元年創業の小野酒造さんが、大分県産のカボスとゆずを使って造るおいしいリキュールをご紹介します。

四代目の兄弟二人で伝統の技と味を守り、情熱を持って焼酎造りをしている蔵元です。
実は、この蔵元、伝統の味を再現するため手造り蒸留器を使って焼酎作りをしているんです!



既製の新しい機械ではどれも同じ味になってしまうからと「昔ながらの良いものを見直したい」という思いから蔵の片隅に眠っていた古い常圧蒸留器を復活!バラバラになっていた部品を一つ一つ組み立てなおしたんだそう。
スイッチを入れるとドコンドコン!と大きな音を立てるこの蒸留器。その昔、職人と杜氏が理想の焼酎を目指し試行錯誤しながらオーダーメイドで作ったものなんだそうです。


左が社長(兄)、右が弟さん

さらに、特筆すべきなのは、通常の濾過では原料の旨みの多くが一緒に取り除かれてしまうので、今でも『手掬き濾過』を行っていることです。『手掬き濾過』を行うことで原料である裸麦の香ばしい香りとまろやかで濃厚な味わいが失火地と残るそうです。芋焼酎にも負けないどっしりとした甘みや、裸麦ならではの繊細で香ばしい香り。常圧蒸留の麦焼酎の個性と芳醇さが詰まった焼酎を造っています。

その小野酒造自慢の麦焼酎を贅沢にも使用して造られたのが

『小野屋のかぼす』 と 『小野屋のゆず』



なのです。

『小野屋のかぼす』は、かぼす農家さんも県内を社長自らが訪ね歩き、理想のかぼす農家を見つけ出したそう!かぼす発祥の土地といわれている大分県竹田市のかぼす農家、仲村栄治さんが丹精込めてつくったかぼすをたっぷり使用!なるべく農薬を使わず、手間隙かけて生産されたかぼすの風味を損なわないよう、社長自らが思索を繰り返し作り上げた果汁感満点!!のかぼすリキュールです。

かぼす農家の仲村さん夫妻

よくある市販のかぼすリキュールは、糖度が高くベタっとした印象なのですが、これは全く別物なんです。
まず、香り。かぼすを搾ったときの皮から出るフレッシュな柑橘系の香りがそのまま活かされています。
次に、味。かぼす独特の酸味と苦味がそのまま味わえるブレンドになっているんです。甘すぎずすっきりしているのでストレートでもロックでもソーダ割りでも存分に楽しめます。
まさに、ありそうでなかった「そのまんまかぼす」のリキュールです。



『小野屋のゆず』は、大分県はゆずの生産量が全国上位5位以内に入る優良生産地のひとつであることを活かし、大分県産のゆずをたっぷり使用。
こちらもかぼす同様、ゆずのみずみずしい香りといきいきとした酸味が活かされていて、ゆず本来の果実のうまみが凝縮されています。

どちらも女性受けが良い商品で、アルコール度数は7度です。

2011年6月24日金曜日

はじめまして!hanakoです。

洋酒専門店 TSUZAKI の飲んだくれスタッフhanakoです。

九州の山奥の酒屋スタッフです。熊本県の阿蘇を見下ろすくじゅう国立公園がある
大分県久住町にあります。


『hanako』というのは、以前務めていた会社の先輩に「和田」さんがいて、
他の先輩が和田さんを呼んでいるのに私が返事をしてしまうことが多く、

「おまえらまぎらわしいな。」

とある日、

「お前は山田だから花子な。」

とネーミングしてくれました。
それ以来なんだか気に入ってしまって何かと「花子」を使っています。

私がお酒の世界にはまってしまったのは、実は20代後半。
仕事の関係でワインバーに連れて行かれ、ワインにはまったのを皮切りに、
そのワインバーのお向かいにあったオーセンティックバーでシングルモルトにはまり、
夜な夜なバーを渡り歩く毎日を送り・・・

いつのまにやら酒屋になっていました。

もともとは、両親共にお酒は飲まず、私自身もお酒は弱かったのですが・・・
狂ったように飲んだくれた時期を経て今に至っています。
(あの頃は若かった+どこかおかしくなっていただけです(汗)。)
「お酒強くないんですよ。もともと缶チューハイ一本で撃沈してました。」
と申し上げても誰も信じてくれなくなってしまいました。

ただ、これだけは断言できることがあります。
『お酒が大好きだ!』ということです。
商売は下手くそですが(そこが大問題です!!)、
お酒を愛する心だけは誰にも負けません。

洋酒専門店 TSUZAKI が掲げるミッションは
 
『造り手と飲み手の架け橋になる』 です。



いまだ力不足ですが、皆様に造り手の情熱やこだわりなどを伝えていけたらと思います。
有名無名にとらわれず、皆様に愛していただきたいお酒たちをご紹介していきます。
時にはつれづれなる思いもまじえまして!

よろしくお願いいたします。