2011年12月12日月曜日

第1回 大分県シャンパンラバーズ協会 テイスティング会

自分でつけておきながら・・・

【大分県シャンパンラバーズ協会】というネーミングに恥ずかしさと申し訳なさを感じずにいられない!hanakoです。
なかなか慣れないもんですね。テヘヘ・・・

それはさておき、晴れて第1回を迎えることができたテイスティング会をご報告いたします。

今回のテーマは
 【生産者を掘り下げる】

取り上げた生産者は【ポール・デテュンヌ】です。
正直なところ・・・輸入元の試飲会でちゃんと味わえなかったので、機会を作ってもう一度きちんと味わってみたかったというのが一番の理由です。
もちろん、評価が高い生産者でもあります。仕入れのタイミングで幅広いラインナップを取り揃えていて、入手可能だったことも理由のひとつでもあります。

生産者の詳しい説明は輸入元のホームページにお任せするとして、

どんなテイスティング会になったのかをご報告したいと思います。

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テイスティングをしたのは、ポール・デテュンヌの5アイテム。

・ ブリュット

・ ブラン・ド・ノワール

・ プランセス

・ アランシエンヌ

・ ラタフィア

 
これらを一気に垂直テイスティングしようという企画です。

参加者は、店長、hanakoの他に大分県シャンパンラバーズ協会K会長、協会一シャンパンを抜いてきた男S兄貴、Bar rommanyマスター 河野さんの計5名です。

まずは、生産者の簡単な説明だけ行った後、詳しい情報は一切お知らせせず、先入観ナシに純粋にワインに向き合っていただき率直な感想を述べてもらいました。
一通りテイスティングを終えた後、資料をお渡しして再度テイスティングを行い、ゆっくり時間を掛けて変化していく様まで感じていただきました。

ワインそのものの味わいはもちろん、どうすればこのワインの魅力を第3者にうまく伝えられるのかというセールストークまで考えていただけました。

「ひとつの生産者のワインだけをいっぺんにテイスティングする機会なんて今までなかったから貴重な体験ができたし楽しかった。」
というご意見や
「時間を掛けてゆっくりテイスティングができたので、ワインそのものの味わいまでよくわかった。」
というご意見など、こちらとしても大変参考になるご意見や感想をいただけました。

また、ポール・デティンヌという生産者の考え方や方向性まで汲み取って読み解こうとしてくださいまして、

『葡萄そのものの味わいを大切にした造りをする生産者で、どのキュヴェでも凛とした酸とフレッシュさが楽しめる』

ということで一同の意見が一致いたしました。

面白かったのは、途中で「実際にアッサンブラージュしてみよう!」などと2つを混ぜてみたり、通常のワイングラスでテイスティングしていたので「グラスを変えてみよう!」と大振りのグラスでテイスティングしなおしてみたり、とかなり実験的なことも行ってみたことです。

「シャンパンラバーズ協会にあるまじき行為だな!」
などと言いながら和気藹々と密度の高い時間を過ごす事ができました。
会員の皆様、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

このテイスティング会の詳細については、当店オリジナルの商品カタログつき情報紙『BOTTLES』にて掲載する予定です。お楽しみに!!