2011年6月27日月曜日

ウイスキートーク福岡2011 オリジナルボトル出荷開始!



大変お待たせいたしておりました【ウイスキートーク福岡2011オリジナルボトル】の出荷を開始いたしました!!

去る5月15日(日)にJR博多シティにて開催した【ウイスキートーク福岡2011】においてご案内し、予約を頂いておりましたイベントオリジナルボトル。当初の予定に何とか間に合わせることができました。
オリジナルボトルの制作・販売にあたり、お世話になりました方々に心より感謝申し上げます。

このオリジナルボトルにボトリングされたのは、【イチローズモルト 羽生蒸留所のカスクストレングス】。羽生蒸留所最後の蒸留年である2000年に蒸留された貴重なカスクです。イベント当日、肥土氏自らによるセミナーでカスクサンプル4つの中から来場者の皆様がテイスティングして選定しました。あの時の感動と共に皆様のお手元でより愛されて口にされることを切に願っております。

また、当初のご案内の通り、オリジナルボトルの売上金額のうち5%を日本赤十字社を通じて東日本大震災被災地域への義捐金として寄付させていただきます。後日改めまして振込みが完了いたしました折にご報告させていただきます。
本当にありがとうございました!!






■ ウイスキートーク福岡2011の詳細

■ WTF(ウイスキートーク福岡)オリジナルボトルの詳細

2011年6月25日土曜日

夏にピッタリのリキュール

リキュールとは申しましても・・・洋酒屋らしからぬセレクトかもしれませんが和酒でございます。

名水と神楽の里、大分県は庄内町の小野地区に大正元年創業の小野酒造さんが、大分県産のカボスとゆずを使って造るおいしいリキュールをご紹介します。

四代目の兄弟二人で伝統の技と味を守り、情熱を持って焼酎造りをしている蔵元です。
実は、この蔵元、伝統の味を再現するため手造り蒸留器を使って焼酎作りをしているんです!



既製の新しい機械ではどれも同じ味になってしまうからと「昔ながらの良いものを見直したい」という思いから蔵の片隅に眠っていた古い常圧蒸留器を復活!バラバラになっていた部品を一つ一つ組み立てなおしたんだそう。
スイッチを入れるとドコンドコン!と大きな音を立てるこの蒸留器。その昔、職人と杜氏が理想の焼酎を目指し試行錯誤しながらオーダーメイドで作ったものなんだそうです。


左が社長(兄)、右が弟さん

さらに、特筆すべきなのは、通常の濾過では原料の旨みの多くが一緒に取り除かれてしまうので、今でも『手掬き濾過』を行っていることです。『手掬き濾過』を行うことで原料である裸麦の香ばしい香りとまろやかで濃厚な味わいが失火地と残るそうです。芋焼酎にも負けないどっしりとした甘みや、裸麦ならではの繊細で香ばしい香り。常圧蒸留の麦焼酎の個性と芳醇さが詰まった焼酎を造っています。

その小野酒造自慢の麦焼酎を贅沢にも使用して造られたのが

『小野屋のかぼす』 と 『小野屋のゆず』



なのです。

『小野屋のかぼす』は、かぼす農家さんも県内を社長自らが訪ね歩き、理想のかぼす農家を見つけ出したそう!かぼす発祥の土地といわれている大分県竹田市のかぼす農家、仲村栄治さんが丹精込めてつくったかぼすをたっぷり使用!なるべく農薬を使わず、手間隙かけて生産されたかぼすの風味を損なわないよう、社長自らが思索を繰り返し作り上げた果汁感満点!!のかぼすリキュールです。

かぼす農家の仲村さん夫妻

よくある市販のかぼすリキュールは、糖度が高くベタっとした印象なのですが、これは全く別物なんです。
まず、香り。かぼすを搾ったときの皮から出るフレッシュな柑橘系の香りがそのまま活かされています。
次に、味。かぼす独特の酸味と苦味がそのまま味わえるブレンドになっているんです。甘すぎずすっきりしているのでストレートでもロックでもソーダ割りでも存分に楽しめます。
まさに、ありそうでなかった「そのまんまかぼす」のリキュールです。



『小野屋のゆず』は、大分県はゆずの生産量が全国上位5位以内に入る優良生産地のひとつであることを活かし、大分県産のゆずをたっぷり使用。
こちらもかぼす同様、ゆずのみずみずしい香りといきいきとした酸味が活かされていて、ゆず本来の果実のうまみが凝縮されています。

どちらも女性受けが良い商品で、アルコール度数は7度です。

2011年6月24日金曜日

はじめまして!hanakoです。

洋酒専門店 TSUZAKI の飲んだくれスタッフhanakoです。

九州の山奥の酒屋スタッフです。熊本県の阿蘇を見下ろすくじゅう国立公園がある
大分県久住町にあります。


『hanako』というのは、以前務めていた会社の先輩に「和田」さんがいて、
他の先輩が和田さんを呼んでいるのに私が返事をしてしまうことが多く、

「おまえらまぎらわしいな。」

とある日、

「お前は山田だから花子な。」

とネーミングしてくれました。
それ以来なんだか気に入ってしまって何かと「花子」を使っています。

私がお酒の世界にはまってしまったのは、実は20代後半。
仕事の関係でワインバーに連れて行かれ、ワインにはまったのを皮切りに、
そのワインバーのお向かいにあったオーセンティックバーでシングルモルトにはまり、
夜な夜なバーを渡り歩く毎日を送り・・・

いつのまにやら酒屋になっていました。

もともとは、両親共にお酒は飲まず、私自身もお酒は弱かったのですが・・・
狂ったように飲んだくれた時期を経て今に至っています。
(あの頃は若かった+どこかおかしくなっていただけです(汗)。)
「お酒強くないんですよ。もともと缶チューハイ一本で撃沈してました。」
と申し上げても誰も信じてくれなくなってしまいました。

ただ、これだけは断言できることがあります。
『お酒が大好きだ!』ということです。
商売は下手くそですが(そこが大問題です!!)、
お酒を愛する心だけは誰にも負けません。

洋酒専門店 TSUZAKI が掲げるミッションは
 
『造り手と飲み手の架け橋になる』 です。



いまだ力不足ですが、皆様に造り手の情熱やこだわりなどを伝えていけたらと思います。
有名無名にとらわれず、皆様に愛していただきたいお酒たちをご紹介していきます。
時にはつれづれなる思いもまじえまして!

よろしくお願いいたします。