2012年3月23日金曜日

リンクウッド キングスバリー ザ・セレクション 43°


色:薄めの黄金色、サンプルでは上のボトル画像よりかなり薄めに見えた

香り:樽香、バニラ。時間が経つとシリアル。

味:アタックはピリピリとした刺激がある。
  ウッディ、若干の甘味を感じる。アフターは短い。
  後味に苦味が若干残る。

全体的に若すぎる印象。写真で見る限りもっとクオリティが高そうなので、機会があれば是非ともボトルから飲んでみたい!

2012年3月22日木曜日

スプリングバンク11年1993 キングスバリー シングルカスクシリーズ 46°



色:薄めの黄金色

香り:シェリー香、フルーツ香のかけらがある。レモン、柑橘系のすっきりした甘さ、バニラっぽさ

味:シリアル、タンニン強め、ナッティ、潮っぽさがある。
  アフターはほのかに続く感じ。

若いバンクらしさが詰まってました。このボトルはバーボン樽を使ったスパイシーなタイプ。
当店での在庫はすでにないようです。
バーや酒屋さんで見かけたときはぜひお試し下さい。リーズナブルですよ。

2012年3月20日火曜日

『イチローズモルト 秩父 ザ・フロア・モルテッド』リリース決定!



大好評であっという間に完売してしまった『イチローズモルト 秩父 ザ・ファースト』、『ウイスキー・アドボケート・アワード』の『ジャパニーズ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー』を獲得しました。

『ウイスキー・アドボケート』は、ウイスキー愛好家により組織される米国のウイスキー専門誌。極めて専門性が高く、各カテゴリーから1アイテムのみが選出されます。まさにその年の最高のウイスキーを選出するために各国から選出された著名なウイスキー評論家、リカーショップオーナー、流通業者、ウイスキー愛好家などにより構成されるウイスキーパネラーにより厳正な審査が行われています。

秩父蒸留所にとってもこの受賞の知らせには驚かされたようで、
「2008年に操業を開始したばかりの小さな蒸留所のシングルモルトウイスキーが日本を代表するウイスキーとして選ばれたのは思いがけない出来事でした。
これも今まで応援してくださった皆様のおかげと感謝いたします。」

この晴れある『2002年 ジャパニーズ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー』受賞を記念して特別な原酒をボトリングすることになりました。
それは麦芽造りにこだわり、秩父蒸留所が操業を開始した2008年に英国のモルトスター(製麦業者)で伝統的なフロアモルティングによるモルト(麦芽)造りを自らの手で行いました。
そのモルトのみを使用して造られた原酒をダンネージスタイルの伝統的な貯蔵庫で樽熟成を行うこと3年。ようやく世界的にウイスキーと名乗れる熟成年数に達したこの原酒のみのシングルモルトウイスキー『秩父 ザ・フロア・モルテッド』が完成しました。

秩父蒸留所からのテイスティングコメントです。

「色は明るいゴールド。バニラ系の甘い香り。やがて、柑橘系の果物、オレンジピール、ハーブやジンジャー、和梨のようなニュアンス。
アルコール度数を感じさせないソフトな口当たり。チョコ、ココアパウダー、デリケートな甘さとビターさがティラミスを連想させる。若干オイリーさも感じられる。」

今回も自然の状態にこだわりノンチルフィルター(冷却濾過なし)、ノンカラー(無着色)でのボトリングです。アルコール度数は味わいのバランスが取れた高めの50.5%。
秩父の熟成環境と手造りモルトによる「心地よい味わい」をぜひお楽しみ下さい。

3月下旬には販売開始予定です。入荷次第ご案内したいと思います。

この場を借りて秩父蒸留所の皆様、本当におめでとうございます。今後の更なるご活躍を心よりお祈りいたしております。

2012年3月15日木曜日

スプリングバンク11年1993 ハイスピリッツ メモリーズ 46°

輸入元から頂いたテイスティング用サンプルを引っ張り出してきました。
なんだかついこの前倉庫の棚に収まっていたのを見たような気がしていましたが、当店の在庫もとっくになくなっていました。
時間の感覚が鈍くなってきたのを感じるにつけ、「歳を取ったなあ。」と痛感する今日この頃です。

外観:紅茶のような赤みあり

アロマ:ウッディ、使い古したグローブ、革。ドライブルーン。栗の渋皮煮を煮詰める前の香り、栗の煮汁。

味:熟したフルーツ、杏。はっきり紅茶、午後の紅茶 ストレート。ウッディ。若干のナッツ。
  アフターにレモンのニュアンス。

11年と若い割りに熟成感がある。熟成感としては中庸な程度。




2012年3月13日火曜日

ハイランドパーク 1989 キングスバリー ケルティック




当店でも取扱があった『ハイランドパーク1989KB-CEL』。
ジャパンインポートシステム社からのテイスティングサンプル用に頂いていたものをテイスティングしてみました。

「お~!!濁ってる。」
長期間経っていたこともありかなりの澱がありました。
でも香り、味わいは問題ありませんでした。







香り:ランショオ香が強く、フルーツ香(何のフルーツなのかは特定できず・・・)、コーヒー、古い木材や株、若干のピート香。

味:ナッツ、タンニンあるも変な渋みはない。シリアル、アタックに甘味あるもそれほど強くない。
アフターは短め。スーッと引いていく。ドライ。バニラ香。

時間が経つと甘味が増す。三温糖。



2012年3月2日金曜日

『洋酒博覧会 in 福岡』にブース出展しました。

画像が取り出せなくてすったもんだしている間にこんなに遅くなってしまいました。
お恥ずかしい限りです・・・。

「いや~!!会場が狭すぎました!」

という反省が聞こえてきたほどの大盛況だった

『洋酒博覧会 in 福岡』

参加申し込み人数を聞いて急遽店長と共にブースに立ってきました。
お聞きした時点で1400人は超えるとのこと・・・
正直ちょっと1人で対応できるのか心配になりまして、やはり「ココは私が一肌脱ごう!」ではないかと偉そうにしてみました。

実際、開場してから終了するまでごった返す人の数に圧倒されてしまいました。波があるのかと思いきやずっと混雑しっ通しで、これだけの人を集めたNBA福岡支部の皆さんの凄さとご来場の皆さんのお酒への情熱を痛感いたしました。

当店はイチローズモルトの九州唯一の取扱店でもあるので、この機会に九州での知名度UPを期待してイチローズモルトを数種類と赤ワインを1種類、シャンパーニュを2種類お持ちしました。

さすがに『カードシリーズ』のサンプルはご用意できなかったのですが、

ワインウッドリザーヴ


ダブルディスティラーズ
 
MWR リーフラベル

ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 10yo

秩父 ザ・ファースト
   「ワインウッドリザーブ」
  「ダブルディスティラーズ」
  「MWR リーフラベル」
  「ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 10yo」
  
こっそり「秩父3年」も・・・

ちなみに「秩父3年」以外はまだ在庫がございます。






ワインはちょっぴりでしたが、こちらの3種類をお持ちしました。赤ワインとシャンパーニュです。



『CHリスルフォール2006』
「おいしかったので・・・」と
何度も飲んでくださった方も
いらっしゃいました。

 
『ジャン・ボ・バン ブリュット』
昔から代々受け継がれてきた
伝統的な製法を重んじる
ネゴシアン・マニピュラン。
「こんなに旨くてこんなに安いの?」
と大好評であっという間に空に・・・




 
『マルキ・ド・サド ブラン・ド・ブラン』
業務店様専用シャンパーニュです。
ネット販売も不可。



 
 








 
併せて、ユーロカーヴさんの『sowine』という家庭向けワインセラーも展示いたしました。

「ユーロカーヴ」さんは、世界で初めてセラーの販売を始めた歴史を持ち、アフターケアも万全で故障もほとんどないとプロからの信頼も厚いフランスのセラーメーカーさんです。

個人の方からだけでなく、飲食店さんからもすこぶる良いリアクションを頂きました。


こちらが話題の『sowine』
別のブース出展の際の画像です。
大好評でした。かなり目立ったようです。

抜栓したワインをセラーに入れ、上部のボタンを押すと庫内を真空状態にしてくれる上、庫内の温度管理もしてくれるという優れものなんです。
ワインは2本だけ入れられるくらいのサイズなので場所もとりません。ボタン1つで赤ワインと白ワインを異なる温度で管理してくれます。
飲みかけのワインを抜栓直後の状態のまま一定期間保存してくれるなんて「ありそうでなかった!」と大好評でした。

ちなみに、この『sowine』、現在大変な人気のため注文が殺到!生産が追いつかず予約待ちの状態だそうです。
ユーロカーヴさんの販売代理店もしておりますので、セラーをお探しの際はぜひお声かけ下さい。

『洋酒博覧会in福岡』を取り仕切ってきた皆様、本当にお疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします。